細かすぎて伝わらない「最新ソングブック あめふりりんちゃん」解説と感想。
春休みは暇なものですね。ということで、コンサートと最新ソングブックを中心に感想や解説など書いていこうと思います。
※個人的な見解が多数入るため、不快な気持ちになる点があるかもしれません。
第1弾としまして「最新ソングブック あめふりりんちゃん」の解説・感想書いていきます!
この最新ソングブックは2000年度の「おかあさんといっしょ」の曲を収録したもので、当時の歌兄姉は杉田あきひろ(以下あき兄)つのだりょうこ(以下りょうこ姉)ペアです。
体操兄姉は、かの有名な佐藤弘道(以下弘道兄)とタリキヨコ(以下きよこ姉)ペアです。
VHSが2001年3月14日に発売。DVDは同年4月25日に発売されてます。
現在ではVHS・DVD共に廃盤となっており、今A⚫azonで調べてみたらVHSは1500円、DVDは3500しました。レンタルDVD店にも中々置いてないのではないでしょうか…。 前置きはこの辺にしておいて、早速解説&感想書いていきます!
【トーク】
和風な家の縁側に座って「いい天気だな~」と背伸びするあき兄。あき兄の髪型的に2001年1月ごろの撮影と思われる。
「美味しいお茶入ったわよ~」と奥から出てくるりょうこ姉。「こんな天気のいい日は、縁側で日向ぼっこが最高よね~」「美味しいお茶に美味しいお団子!はなかったよね…」と会話してると、茶柱が立っていることに気が付くあき兄。最近の子供は”茶柱が立つ”なんて言っても通じないよね…笑。「何かいいことあるかも」なんて話してると弘道兄きよこ姉登場。手には和菓子を持っていて、あき兄「いいことあったよ!」。
ひろきよが縁側においてある招き猫の置物に気が付くと、「招き猫の歌を歌ったらもっといいことたくさんやってくるんじゃないかしら?」とりょうこ姉。
【まねきネコネコ】
元々はスタジオ曲なんですが、最近では冬特集に制作されたクリップが流れてますよね。お正月SPの定番曲でもあります。
招き猫がたくさん並んだ和室で歌うあきりょう。縁側に行くとネコの恰好をしたひろきよコンビ!「まねきネコさん全員集合!」と言うとネコの格好をした子供がたくさん出てきてあきりょうひろきよと一緒に踊ります。どの子供よりも振りが大きく元気なあき兄。
【げんきひゃっぱい】
おさゆう時代に生まれたこの曲。おさゆう時代は「げんきいっぱいじゅっぱいひゃっぱい」という歌詞でしたが、けんあゆ時代から現在の形に。
青空の下元気に踊るあきりょう。あき兄のパワフルな歌声が最高に心地良いです。
既に色黒で茶髪のあき兄。個人的にあき兄は2000年後半の茶髪ストレートが一番格好良いと思うんですよね。
あきりょうはバンダナを巻いているんですが、最近兄姉がバンダナ巻いてるの見なくなりましたよね。ゆうしょう初期あたりまでですかね?
この曲本当は3番まで歌詞があるんですが、けんあゆを最後に歌われていません。
【まるまっている・のびている】
粘土アニメの顔部分に実写のあきりょうが合成されたクリップ。この曲ゆうあつコンビにもぴったりだと思うんですが、あきりょう以降は歌われてないんですよね。
”テレビのアンテナ伸びている”などの歌詞が現在では伝わりにくいのかも?
【どんどんゴロゴロ】
出ました、トラウマソングです。坂田修兄作詞作曲。
曲自体は怖くないんですが、弘道兄の鬼コスプレが妙にリアルで怖かったんですよね。
なぜこの曲が最新ソングブックに収録されたんだろう?00年度なら「ジャングルポケット」「すずめがサンバ」とか素敵なクリップあるのに…と思ってたんですが、DVDタイトルが”あめふりりんちゃん”なので天気系の曲が多いんですよね。
【夢のパレード】
あきりょう時代を象徴する名曲。こちらも坂田修兄の曲です。
「どんどんゴロゴロ」の後だからか、この曲を聴くとなんか浄化された気分になるんですよね。 「遠慮しないでね」のときのりょうこ姉のウインクはイイですね!
「大人の人だっていいんですよ、大歓迎」という我々には有難い歌詞。あき兄はこの時期が一番お兄さんらしい表情をしていると感じます。
決して豪華なセットではないが、上品で華がある。こういうクリップ大好きです。
ちなみにだいすけ兄オーディション時に歌唱されたのもこの曲で、2018年にはだいすけお兄さんが自身のラジオにてあきりょうの思い出を語った後この曲を流してくれました
【トーク】
盆栽を手入れするあき兄。これ誰の家の設定なんだ?笑
りょうこ姉に呼ばれ庭へ行くと、そこには大量の傘を並べ雨乞いのおまじないをするりょうこ姉の姿が!笑。新しい傘を買ったから早くさしたいらしい。
【あめふりりんちゃん】
おーなり 由子さん作詞の曲。クリップの絵も担当されています。
あきりょうは「クレヨンロケット」などのパワフルな歌声がフューチャーされがちですが、こういうゆったり調の優しい曲もいいんですよね。
ゆうあつコンビにも歌い継がれましたが、なぜか兄パートが少なくなってました…。
【にじのむこうに】
この流れが綺麗ですよね。こちらも坂田修兄の曲で、けんあゆ時代の月歌です。
今でもコンサートの定番曲として歌い継がれていますね。クリップが制作されたのはあきりょうコンビが最後でしょうか? あき兄オーディション時に歌唱された曲との噂があります。
【ピクニックマーチ】
スプーとあきりょうコンビが共演するクリップです。もとは「にこにこぷん」の曲かな?
【唄おうよ】
当時の流行を取り入れたこの曲。歌声を重ね合わせたゴスペル風の曲です。
以前、キーの低いバージョンを見たことがあるんですが、当時は2種類放送してたんですかね…?? あき兄の耳掛けスタイルも見どころです。セットも外国風の建物で、洋楽のような雰囲気が漂うおかいつでは珍しいタイプの曲です。
【歌うクジラ】
りょうこ姉といえば個人的にはこの曲のイメージがあるんですよね。
りょうこ姉の優しい歌声と曲がマッチしていて最高なんです。癒し系曲の最高峰。
途中からあき兄の歌声も入るんですが、りょうこ姉に寄せてない感じもまた好きなんですよね。兄姉の歌声は似ずに区別がつきやすい方が好きです。
【トーク】
りょうこ姉が作るたこ焼きを待つ3人。結構時間のかかっている様子。
「出来上がった!」と持ってくると、エスパー伊藤が3人くらい入れそうな超巨大たこ焼き!クセが凄いですね。早速食べてみると、中にはなんとタコがまるごと入ってる!
【たこやきなんぼマンボ】
もりちよこさんの曲です。当時見ていた世代には強烈な印象を残しているであろうこの曲。たこやきの被り物でマラカスを振って歌い踊るあきりょうひろきよ。あき兄には顎鬚も生えてます。「タコと一緒にしょうがやネギも」で裏声で歌うあき兄。後ろで側転してる弘道兄、ネギを刻んでるりょうこ姉。合いの手で入る「まいど」「ほないこか~」ではあき兄のネイティブな関西弁が聞けます。
この曲はおさゆう、ゆうしょう、だいたく、ゆうあつと歌い継がれてますが、あきりょうコンビが一番テンション高いような…。
【おまつりすんだはらっぱに】
緊張と緩和。曲の雰囲気がガラっと変わり哀愁漂うこの曲に。
2018年には「おねがい編集長」にて再放送されたクリップです。りょうこ姉の美しい着物姿。
【ゆきだるまのたいそう】
おさゆう時代の曲です。雪景色の中、あきりょうと雪だるまになった弘道兄のクリップです。雪だるまがダイエットしようと試みる!という奇抜な曲。
【ちかてつ】
あきりょうとサラリーマンに扮した弘道兄、OLに扮したきよこ姉のクリップ。
間奏でバク転決めるサラリーマン笑。
【ハオハオ】
こちらもおーなり由子さんの曲です。『おばけ』をテーマとしているのに、優しくてほっこりする曲なんですよね。01年春のコンサートでは「たま」と一緒に生演奏されました。
【ともだちはアンモナイト】
21世紀となるタイミングで発表されたこの曲。変調の激しい曲でもあり、
幻想的でとても迫力のある曲です。
【トーク】
お別れの挨拶をするあきりょう。が、ひろきよの姿が見当たらない。あきりょうが名前を呼ぶと、両脇に座っていたまねきネコが動き出す!実は、まねきネコに扮したひろきよでした、というオチ。
2年目とは思えない安定感ですよね。あきりょう最新ソングブックの中ではこれが一番好きかも。
拙い文章でダラダラ書いちゃいましたが、どうでしたか?
この感じでコンサートや最新ソングブックなど書いていけたらなと思います。
お付き合いいただきありがとうございました。